WordPressを利用していると管理画面に、新しいバージョンへのアップデート通知が表示されますが、今回のWordpress5.2(5.2.1)からはPHPのバージョンも5.6以上にしてくださいと、通知が。。
この時点で、このサイトが収容されているサーバのPHPは、5.3.29でした。
PHPのアップデート
レンタルサーバーの場合は、利用しているとこによりますが、割と簡単にPHPのバージョンを変更できる。
さくらレンタルサーバーや、GMOのコアサーバーは、サーバの管理画面からPHP設定の項目へ進むと、PHPのバージョンが変更できました。
- さくらレンタルサーバーの場合、は契約しているサーバー全体に対してPHPのバージョンが適用されます。
- GMOのコアサーバーの場合は、サーバー内で使用しているドメイン別にPHPバージョンを選択できます。サブドメインも個別に扱われてるので実質はサイト単位でPHPバージョンの設定が可能です。
選択できるPHPバージョンは、主に「5.3」「5.4」「5.5」「5.6」「7.0」「7.1」「7.2」「7.3」あたりが選択できるようです。
※ただし、PHP7.3以下は既にサポート期限が過ぎているか、いずれサポートが終わるバージョンですので推奨はされません。
クラウドサーバなど、自前でOSから設定している場合は、どのPHPバージョンがインストールされているか確認して対応が必要。
CentOS7.xxなどは、yumリポジトリからPHPの最新バージョンをインストールしてもPHP5.4らしいです。その場合はremiリポジトリなどからインストールが必要です。標準のまま気にせず利用している場合は確認必須です。
注意
WordPressに対応するためにPHPのバージョンをアップするのは必要ですが、Wordpress以外にPHPで書かれたプログラムにも注意が必要です。
5.3 ⇒ 5.6 のように5系でのアップデートはそこまでではないですが、5系⇒7系への変更は、かなり廃止になったPHPの関数がありますので、PHPバージョンをアップした途端にプログラムが停止する恐れがあります。
PHPのアップデートはよくよく注意して行いましょう。