まずHTML5で実現できることをまとめてみました。
文章の構造化が明確になり、検索エンジンなどに対してページの内容をより正確に伝えることができる
今までの構造を書くときにはヘッダー部分は<div id=”header”>と記述してヘッダー部分としていました。これはあくまでボックスに「header」というID名を付けたにすぎず決定的な構造を示すものではありませんでした。
HTML5では<header>というタグが定義されており、検索エンジンにもこの領域はページのヘッダー部分であることを決定的に示すことができます。
ほかにも1<footer>や<nav>といった今までID名でよく使用したネーミングがタブとして定義されており構造的にも、ソースを編集・閲覧する際にもとても効率的に記述することができます。
動画や音声データも新たに定義されたタグで効果的に間単に設置できる
動画では<video>、音声では<audio>といったようにこれまで<img>で画像が読み込めたように簡単に各種メディアを読み込むことが可能になります。
さらにJPEGやGIFといった画像ファイルを用意しなくても、幅と高さを指定した<canvas>タグを定義すれば、JavaScriptを使って矩形や円などの図形も自由に描写できるようになります。
これまで、複雑なプログラムやAJAXなどを利用しないと実現できなかったことが新たに定義されたタグやJavaScriptを利用することによって可能になります。
ただJavaScriptはまだまだ必要になってくるようなの多少の知識は深めておく必要があるみたいです。