SEO 検索キーワードの微妙な違いで検索結果の説明(スニペット)が変わる

あるキーワード(例:楽器)において、対象サイトのトップページがGoogleの検索結果で1位に表示されています。
この際には、トップページに設定してある、タイトルはもちろんタイトルとして、descriptionは説明(スニペット)として正確に表示されます。

しかし、このサイトは上記例のキーワード(例:楽器)に対して「楽器一覧」というキーワードに関しても検索結果で2位や3位で表示されます。

とてもよいことなのですが、表示のされ方に問題があります。
”楽器”というキーワードに対してトップページが表示されるのは問題ありませんが、”楽器一覧”というキーワードに対してもトップページがインデックスされます。


サイト内に、「楽器一覧」というページを設置しているにも関わらずです。とくにGoogleは、トップ配下の各ページにキーワードが該当しても、多くの場合はトップページを検索結果に表示する傾向にあるように感じます。
(※Googleの検索結果をみると、トップページのあり方を考えさせられます。もっと各ページのプライオリティーをあげ、各ページコンテンツ毎にSEOをしなければなりません。)

まぁ、これも とりあえず検索結果上位に表示されているので、よしとします。しかし上記キーワード”楽器一覧”で検索されたときに表示される説明(スニペット)がまったくトンチンカンな内容なのです。

おそらくトップページ内に”楽器”というキーワードでは十分な記述があるが”一覧”というキーワードの重要度は、別ページに設置した「楽器一覧ページ」から献上されているようなものなので、トップページにはほとんど”一覧”という記述がないのです。
このため、Googleは”楽器一覧”というキーワードの対して表示する説明(スニペット)を上手く作成できず、こちらとしては素直にdescriptionを表示してくれればありがたいのに、文章中のテキスト(広告をふくめ)、単語を無造作に並べた表示になっています。しかもその内容は全く関係のないことばかり・・・

これでは、いくら検索結果で上位に表示されても、内容を理解できずにクリックする率をさげていることは間違いありません。

対応策は2つ。

  • トップページに”一覧”というキーワード(単語)に対しての記述を文章レベルで効果的に違和感なく設置する
  • 「楽器一覧」というページのプライオリティーの高さを検索エンジンにわからせる(楽器一覧ページのSEO強化)

この対策は両方とも必要なことではあるが、どちらが有効であっても結果はちがってきます。しかし、どういう対策がGoogleに有効か判断材料ができるので両方試してみようと思います。